初秋の銀座で撮影してきた。
ライカM11と35mm現行ズミクロンで撮るリズムが心地良い。
酷暑の終わりと秋の到来が入り交じるこの季節、
SNAPで感じる午後の銀座の喧騒が好きだ。

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銀座が好きな理由として、その碁盤の目の分かり易い街並みがある。
京都同様に幾何学的に区画整理されているので、
例えビルが変わろうとも位置関係は容易に把握できる。
流石は家康殿。都市計画の先見の明のお陰である。

そんな歴史と由緒ある銀座は『格が違う街』とも言えるだろう。

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ズミクロンに限ったことではないけれど、
絞り開放では柔らかく、絞ればパキパキの絵が撮れる。
レンズ性能を引き出すのは使い手次第。
ちょっとピンボケでも気にしない。

好みの機材で撮る時間こそが写真撮影の醍醐味のひとつとなるからだ。
逆に手振れ防止機能が無くて良かった。
決して負け惜しみではなく、
ライカを持つと撮影姿勢の基本のキまでも教えてくれる。

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M11と過ごして約1年半が経過した。
最近、ようやく『箸の使い方』にも慣れてきたと感じている。

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Leica M11 + Leica Summicron 35mm F/2.0 ASPH. 以下全て同様。

今年はディズニー創立100周年。銀座の時計塔の文字盤がミッキーマウスに変身した。
大胆、且つ、お洒落なセイコーの企画に拍手喝采する。
11月18日までの『期間限定公開』だ。

この機会を逃す訳には行かない。
「ミッキーマウス時計塔」の目撃者たれ。

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写真は
もっと
楽しい。

“I love snap GINZA afternoon.”

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(2023/10/12公開)9767  *この投稿へのコメントは制限されています。

ゼンマイオヤジ

ゼンマイオヤジ

2023年になっても愛機ラジオミールがゼンマイオヤジを離さない。
でもロレもオメガもセイコーも、フジもライカも好みです。
要は嗜好に合ったデザインであればブランド問わず食いつきます。
『見た目のデザイン第一主義、中身の機械は二の次主義』

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