“祝・Billingham(ビリンガム)創業50周年”

【1973年創業の英国製カメラバッグのビリンガム】

昨年で創業50周年を迎えたビリンガムは、今やカメラ業界で押しも押されぬ王道カメラバッグメーカーとしての地位を築いている。しかし、英国バーミンガムで1973年に創業した当初はカメラバッグではなく、英国人好みの伝統的なフィッシングバッグやハンティングバッグのみを生産していたことを知る人は少ない。当時はビリンガム夫妻による手作りで開始した100%家内制手工業であったが、50年後にここまで発展するとは誰が想像できただろうか。
その歴史については創業者コメントにもあるご本家のHPが参考になります。

筆者愛用のビリンガムはその創業年に発売されたフィッシングバッグのハドレー復刻品(Vintage Hadley #43440)であり、如何にも英国のカントリーライフを想像させてくれる風貌をしている。詳しくは以前のブログをご覧ください。

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【復刻バッグの使い勝手は抜群だ】

同社のカメラ専用バッグとは違い、この復刻バッグは何といっても軽量でやや薄手のキャンバス生地がミソ。カメラ専用バッグではないので、本来の使用方法としては日常ユースのショルダーバッグとしての位置付けだが、カメラ用として使う場合には着脱も容易なハクバ製インナーボックスを装着している。この使い勝手が極めて良いので、もうかれこれ丸5年は愛用して来た。カメラバッグとは異なり、更なる機動性(軽量)の良さを確保できる点と、何といってもビリンガムの原点であるフィッシングバッグのデザインが秀逸であり、毎回の利用時にテンションを上げてくれる訳です。

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そんな折、日本国内正規輸入販売店であるオリエンタルホビーさんが50周年を記念してレビューキャンペーンを開催していることを知りました。写真レビューを投稿したところ、50周年記念のキーホルダー(key fob)を頂きましたので有難く使わせて頂きます。

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当然ながらパーツ類はバッグと同じで牽牛な作り。表裏共に手抜きは一切ありません。
ショルダーパッドにはホビージャパン製の「AIRCELL」を愛用中。

左からX-Pro3、ライカM11、Sofort2 の3台が楽に入る大きさも重宝している。
ハクバ製のインナークッションケースを装着するとこうなります。
バッグ両端のスペースにまだまだ余裕があるので楽勝です。
ブルーの内張り生地も高級感を醸し出してくれるので気分です。

夏場はパッチドマドラスBDシャツとカントリーブーツにもHADLEYは良く似合う。
夏には冬が恋しくなり、冬には夏が恋しくなる。日本の四季は年々過酷で熱帯化していますね。

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(2024/2/5公開)22647     ※ブログ内容は適宜、加筆修正しています。

ゼンマイオヤジ

ゼンマイオヤジ

2023年になっても愛機ラジオミールがゼンマイオヤジを離さない。
でもロレもオメガもセイコーも、フジもライカも好みです。
要は嗜好に合ったデザインであればブランド問わず食いつきます。
『見た目のデザイン第一主義、中身の機械は二の次主義』

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