“マイアミの夜はJoe’sでストーンクラブ三昧”

【1913年創業の老舗中の老舗】

マイアミといえばビーチと陽射し…そして、忘れてはならないのが名物・ストーンクラブ。
今回はその聖地、100年以上の歴史を誇る老舗レストラン「Joe’s Stone Crab」へ。
創業時にはストーンクラブ(石ガニ)は食材の対象としては認知されておらず、誰も見向きもしなかった。その後、1921年。ハーバード大学の魚類学者によるアドバイスを受けて初めてストーンクラブを茹でて調理したのが始まりだという。正に「棚から牡丹餅」的なきっかけで始まり、今日に至っているのである。詳しい歴史は公式HPのリンク先で見て欲しい。

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一応、このようなドレスコードはあるが、普通のカジュアルスタイルで十分。
左端の水色ショーツのお客さん。
これでOK、”NO CUT OFF SHORTS”には該当しないということだ。
マイアミで大人気店なので、当然ながら事前予約は必須。
壁には1900年前後に繫栄した”United States Clock Company”製の振り子時計が
正確な時を刻んでいた。時計好きとしては見逃すことが出来ない。

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まずは前菜に、トマトベースの野菜スープをすくい、ひと口ごとに体が目覚めていく感覚を楽しむ。テーブルには海の香りそのままの巨大オイスターが運ばれ、レモンを絞れば潮風が一瞬で口いっぱいに広がる。日本の岩ガキよりもさらに一回り大きい感じで、アメリカらしく豪快だ。

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そして、いよいよお待ちかねのメインが登場。
看板メニューの石カニの爪。皿いっぱいに並ぶ大ぶりの爪は、氷の上でオレンジ色に輝き、その迫力だけで笑みがこぼれる。殻を割ると、肉厚で甘みたっぷりの身がぎっしり。
伝統ある老舗の品格はありつつも、店内はワイガヤと活気に満ち、フォーマルすぎない心地よさが嬉しい。

カメラレンズは「広角派」。
シーフードも「甲殻派」のぼくにとっては天国にいるような瞬間が到来する。

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この巨大なハサミ部分の殻は厚いので既に割られて出てくる。
オリーブオイルと特製ソースが抜群に調和して美味、美味、美味。

巨大な爪しか出てこないのだが他の足や本体はどうしているのだろうか。

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日本では中々お目にかかれないストーンクラブだが、ロンドンではハロッズやセルフリッジ等の大型デパートでは一杯£20~30でた買うことが出来た。しかし、何よりも自宅でコイツを茹で上げるのは大変だったので、その後は茹でた一杯を買うようにした記憶がある。
その味はそれなりに満足は出来たものの、ジョーズの味と新鮮さには遠く及ばなかった。

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ジョーズでの夜は、豪快で、鮮烈で、ちょっと贅沢。
マイアミに来るたび、この一皿をまた味わいたくなる。
そんな確信と再訪への期待を胸に店を後にした。

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マイアミビーチの夜は更けて。

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『マイアミに行ったらJoe’sに行くべし。
Joe’sで食べずにマイアミを去るべからず。
どちらも正解。』

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(2025/8/26公開) 122850       ※ブログ内容は適宜、加筆修正しています。

ゼンマイオヤジ

ゼンマイオヤジ

2024年になっても愛機ラジオミールがゼンマイオヤジを離さない。
でもロレもオメガもセイコーも、フジもライカも好みです。
要は嗜好に合ったデザインであればブランド問わず食いつきます。
『見た目のデザイン第一主義、中身の機械は二の次主義』

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2 Comments

  1. 鈴木隆浩

    普段は進んで食べないのですが、素敵な写真と雰囲気の伝わる言葉なので、よだれが出てきました。

    1. ゼンマイオヤジ

      無口になって食事に集中出来る楽しい時間でもありました。

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