果たして初見で四間道(しけみち)と読める旅行者はいるのだろうか。
元禄13年(1700年)の大火の後、防火の目的と旧大船町商人の商業活動のため、道路幅を四間(約7メートル)に広げたので、その名前がついたといわれている。
「湿気道」「四軒道」が由来との説もあるようだ。
***
石垣の上に建つ土蔵群と軒を連ねる町家が通りに面して建ち並んでいる現在の四間道の景観は、元文年間(1740年頃)に形成されたという。
.
.
ライカM11が出してくるこの色彩バランスが好みだ。
絞り開放f4でAUTO撮影。
それでこの絵を叩き出してくれるのが毎度感動のM11。
弘法筆を選ばず、ではなくて、時として筆は使い手を選ばない。
21mmで被写界深度を深くとれば、超高級な「馬鹿チョン」にもなってしまう恐ろしいカメラだ。
.
.
碁盤割の城下町には多くの長屋が建ち並んでおり、新たに社を建てる空き地がなかったため、民家の屋根に小さな祠を設けて信仰していた。この屋根神様は名古屋とその周辺の町場に多くみられるという。
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
【参考】
歴史ある愛知県では昔風の難解な地名が多い。
JAFの解説で為になる地名の読み方があるので参考までにリンク付けしておきます。
『名古屋市内の読めない地名(難読地名)をお助けします!』
.
(2024/3/16公開) 27900 ※ブログ内容は適宜、加筆修正しています。
この投稿の総閲覧数: 139