“ライカM11と歩く四間道”

果たして初見で四間道(しけみち)と読める旅行者はいるのだろうか。
元禄13年(1700年)の大火の後、防火の目的と旧大船町商人の商業活動のため、道路幅を四間(約7メートル)に広げたので、その名前がついたといわれている。
「湿気道」「四軒道」が由来との説もあるようだ。

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石垣の上に建つ土蔵群と軒を連ねる町家が通りに面して建ち並んでいる現在の四間道の景観は、元文年間(1740年頃)に形成されたという。

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Leica M11 + Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
Leica M11 + Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P

ライカM11が出してくるこの色彩バランスが好みだ。
絞り開放f4でAUTO撮影。
それでこの絵を叩き出してくれるのが毎度感動のM11。
弘法筆を選ばず、ではなくて、時として筆は使い手を選ばない。
21mmで被写界深度を深くとれば、超高級な「馬鹿チョン」にもなってしまう恐ろしいカメラだ。

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Leica M11 + Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P

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Leica M11 + Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
民家の屋根の上に小さな社を祀る、尾張地方独特の風習「屋根神」が見られる。

碁盤割の城下町には多くの長屋が建ち並んでおり、新たに社を建てる空き地がなかったため、民家の屋根に小さな祠を設けて信仰していた。この屋根神様は名古屋とその周辺の町場に多くみられるという。

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Leica M11 + Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
香港から一週間の日程で旅行している夫妻と色々立ち話をさせてもらった。
北陸方面や白川郷、豪雪でリフトが止まったスキー場などを満喫していたご様子。
こうしたカップルのツーショット撮影をサポートするのが常となっている。

撮る方も撮られる方も喜び以外のなにものでもない。

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Leica M11 + Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P

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Leica M11 + Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P

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Leica M11 + Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P

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Leica M11 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P

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Leica M11 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
閑散で有名な円頓寺商店街。
巴里祭には溢れんばかりの人々で埋め尽くされるのが嘘のようだ。

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Leica M11 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
昭和のムード満載。

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Leica M11 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P

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Leica M11 + Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
名古屋ならではの三英傑と黄門さまに出会える円頓寺商店街の交差点。


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【参考】
歴史ある愛知県では昔風の難解な地名が多い。

JAFの解説で為になる地名の読み方があるので参考までにリンク付けしておきます。

名古屋市内の読めない地名(難読地名)をお助けします!

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(2024/3/16公開) 27900     ※ブログ内容は適宜、加筆修正しています。

ゼンマイオヤジ

ゼンマイオヤジ

2023年になっても愛機ラジオミールがゼンマイオヤジを離さない。
でもロレもオメガもセイコーも、フジもライカも好みです。
要は嗜好に合ったデザインであればブランド問わず食いつきます。
『見た目のデザイン第一主義、中身の機械は二の次主義』

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