“カンボジアのプノン・バケンで夕陽を撮る旅”

【アンコール三聖山の一つプノン・バケン山は夕陽観賞の名所】

シェムリアップ(Siem Reap)の町はカンボジアの首都プノンペンから北西へ約250kmに位置している。言わずと知れた「天空の楽園」こと「アンコール・ワット」の城下町的存在であり、アンコール遺跡群を訪問する為にはシェムリアップに滞在するのが常道と言える。

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今回はバンコクからの直行便でシェムリアップに到着後、まずは夕陽観光の名所と言われるプノン・バケン山を訪問した。プノン・バケン(Phnom Bakheng)は山といっても高さが約65mほどの丘陵のような地形であり、プノン・クロム山(約140m)、プノン・ボック山(約220m)と並んでアンコール三聖山と呼ばれるヒンドゥー教寺院として建立され、後の時代に仏教寺院として改築されている。
各山の寺院は今ではどれもが廃墟と化しているが、1992年の世界遺産指定を機に保存活動も進められており、日本政府も保存活動の一翼を担っている。

この日は17:30で入場が打ち切られるとあって時間に余裕をみて訪問した積りだったが、現地には既に同じ目的の「有志一同」で満ち溢れていた。
山の頂上までは徒歩も良いが、こうして象に乗って楽しむ方法もある。

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OLYMPUS E420 + 9-18mmF4.0-5.6 SS1/60 f/4 ISO800

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急な階段を安全に登る為に、人数を絞りながら間隔を保ちつつ、適宜、ブロック毎に分けられて、長蛇の列は遅々としながらも進むことになる。

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OLYMPUS E420 + 9-18mmF4.0-5.6  SS1/80 f/5.6 ISO200

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タイと同様に仏教国での聖地巡礼には服装マナーの注意と敬意が必要である。
原則として膝が見えるショートパンツや肩丸出しのタンクトップでの入場はNGであるが、写真を見るとそうしたドレスコードに反する人も混じっていることが少なからず分かるのが残念。
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OLYMPUS E420 +9-18mmF4.0-5.6  SS1/80 f/4.5 ISO200 18mm(35mm換算)

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高さ約65mの自然の丘陵を利用して建てられたピラミッド風の寺院の頂上はフラットで、既に夕陽を見に来た観光客で溢れかえっている。そんな大勢の観光客の中でも、実際に夕陽を浴びた周囲の樹海を眺める景色は何とも言えぬ感慨深いもので、樹海の中に浮き上がるアンコール・ワットの姿がどこか蜃気楼を見ているがごとく幻想的であった。

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OLYMPUS E420 +9-18mmF4.0-5.6

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CASIO EX-ZR100 SS1/60 f/5.8 ISO100 240mm(35mm換算)

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CASIO EX-ZR100 SS1/80 f/5.8 ISO100 267mm(35mm換算)
夕陽を浴びてオレンジ色に輝く頂上部。

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OLYMPUS E420 +9-18mmF4.0-5.6 SS1/160 f/5.6 ISO100 18mm(35mm換算)

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CASIO EX-ZR100 SS1/80 f/4 ISO400 42mm(35mm換算)
ZR100は1/2.3型高速CMOS(裏面照射型)センサー搭載で総画素数1275万画素。
昨今、巷で流行りのオールドコンデジに属するカメラかも知れないが、
その写りは上記のE420一眼レフ写真にも負けずとも劣らぬ色合いを見せてくれた。

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炎天下でのアンコール・ワットの見学には気力と体力を要するのだが、プノン・バケンでは極力、日中を避けて朝陽や夕陽を観賞する方が賢明である。しかし、旅行者は誰しも考えることは同じなので、結果としてはここでも長蛇の列と人混みにもまれることを覚悟で気力と体力が試されることになる訳だ。
人生、何事も山あれば谷ありであることを思い知らされる。

OLYMPUS E420 +9-18mmF4.0-5.6

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OLYMPUS E420 +9-18mmF4.0-5.6

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OLYMPUS E420 +9-18mmF4.0-5.6

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OLYMPUS E420 +9-18mmF4.0-5.6

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【夜のシェムリアップで昼間の疲れを癒すことに】

OLYMPUS E420 +9-18mmF4.0-5.6

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夜になれば田舎町のシェムリアップもホテルやレストラン、夜店のネオンで俄然、活気づいてくる。土産店やマッサージ店、屋台の類も数多く、かといってバンコクのような都会でもないカンボジアの田舎町ということもあり、得も言われぬ安堵感を覚えるのだ。タイやベトナムと同様に、アジアの田舎町には独特の活気とそこに生きる人々の生活臭を感じるのが何やら懐かしくもあり心地良い。

シェムリアップの夜は日が落ちても生暑い。
東南アジア独特の気候だ。
そんな中でゆったりとした時間に身を任せる。
冷えたビールと現地の食事に舌鼓を打ちつつ、昼間の観光疲れを癒すのが正道であると妙に独り納得するのだ。

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(2024/11/15公開)66900    ※ブログ内容は適宜、加筆修正しています。

ゼンマイオヤジ

ゼンマイオヤジ

2024年になっても愛機ラジオミールがゼンマイオヤジを離さない。
でもロレもオメガもセイコーも、フジもライカも好みです。
要は嗜好に合ったデザインであればブランド問わず食いつきます。
『見た目のデザイン第一主義、中身の機械は二の次主義』

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