【多分、永遠に見つからないであろう理想のカメラバッグ】
『箱型カメラ』愛用家としては、何事も「軽薄短小」を旨としている。
よって、屋外撮影をする時には自動車での移動も無いので極力荷物は減らしたい。
理想で言えばカメラ片手で手ぶらで歩きたいのだが、実際には財布や携帯、その他小物も持参することになる。一日中、首からカメラぶら下げっぱなしでも疲れるので、撮影しない時にはカメラはしまいたい主義である。となると矢張り何らかのバッグが必要となってしまう。
泊りがけの旅行やガッツリと撮影目的で遠足する時には、中高校生が使うようなリップストップ製ナイロン生地のGREGORYデイパックの中にハクバ製ソフトインナーケースを入れて使用している。一日一万歩以上歩く時には、両肩で荷重を分散する軽めのデイパックでないと、ワンショルダーのバッグでは肩がもたない。コロナ前には丸一日、京都市内をフォトウォークしたこともあったが、これからはもっと足腰への負担も減らして、ゆったりとした時間の中でスナップ撮影を愉しみたいと思っている。
こんなところにも「年齢」と「体力不足」を感じる今日この頃である。
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【SNAP撮影にはショルダーバッグに限る】
近所歩きや近郊での撮影時にはショルダーバッグを多用している。
それでも肩への食い込みが時間と共に疲労感となってしまう。望遠レンズも使わないし、Z9やイカツイEOSのような「鉄アレイカメラ」ではなく、精々500グラム程度のM11やX-Pro3等の箱型カメラと交換レンズ1本くらいであっても、肩への負担が時間と共に増すにつれて写欲も落ちる。オヤジの悲哀と言われれば否定のしようも無い。
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長年に亘り少しでも心地良いショルダーバッグを求めてきたのだが、結局はどれも可もなく不可もなく、というレベルだ。「理想のショルダーバッグ探し」ということは、詰まるところ地球上の重力が減少しない限り「ない物ねだり」であろう、と現実的には半ば諦めている。
現在、使用頻度が高いショルダーバッグを並べてみた。これから断捨離を考える意味からも、もう一度、自分なりに見直してみたいとか思いつつ、今回は2つも新しいバッグが加わっている。
どうにも懲りないショルダーバッグ界隈の旅は続きそうである。
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カメラ用ではないのでクッション材がない為、ハクバ製インナーケースを中に入れて使っている。
ショルダーパッドも社外品で満足しているが、ホック式の2つのベルトを外さないと出し入れが出来ず、
迅速な対応には向かない。しかし、デザイン的には英国トラッドが好みなので、今後とも使うことになるだろう。

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これさえあれば普通のバックがカメラバックに早変わり。魔法のインナーケースだ。

ポーチは蓋が無いので特に出し入れし易い。
この2種類をインナーバッグとして使い分けることでSNAP用には重宝している。
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表地はリップストップのナイロン製で兎に角軽い。
デザインは見てわかる通りPorterに酷似。
ネットで見た瞬間、店舗取寄せで昨年末に購入したのだが、これは中々の良品だ。
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矢張りジッパータイプは便利だ。
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昨年9月に一度発売されたものの、店員さんによると外国人旅行者に圧倒的な人気で即完売。今回は開け口のジッパーを変更した「改良版の再販」となる。
色はOliveを選択。開口部の両端に隙間ができるので注意が必要。
この手のミリタリー調のバッグとしては破格の安さもあって即買い。
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「無印良品」製でフロンポケットが2つ、バックポケット1つで、
革製ジップタブがアクセントになっている。購入時期は不明だが既に10年以上は使っている。
このサイズ感と素材のしなやかさが好みだ。
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タブには「CORDURA®」とあり、通常のナイロン製より7倍の強度を持つ性能と言われている。
マットな色合いとやや腰のある素材も良好だ。
ジップトップで一室式であることも使い易さになっている。
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イタリア語で“小舟”を意味する「バルケッタ」の愛称がついた舟型のショルダーバッグ。
メーカーは日本製のaniaryであり品質は間違いないが、カメラの出し入れは少々やり難い。
容量は見た目以上にある。これとは別に一回り小さい黒革製aniaryも愛用中。
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カメラを裸でバッグに入れることは傷・埃から防ぐ為にも避けている。
ブルーのナイロン製ポーチは以前、ダイソーで買ったもの。
内側はキルティングタイプで超コスパの良い便利品で複数買いしている。
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右肩掛けに特化したデザインで、背中に接触する裏側部はメッシュ構造となっている。
容量的には10L程度はあると思われ、フロント側にも回すことが出来て、出し入れも容易。
ストラップ巾は8~12cmもあるので、右肩や身体への負荷も上手く分散される感じだ。
ストラップが幅広な為に正面から見たファッション性が損なわれる点が気にはなるが、
予想以上の収納力・機能性がある。
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上のグレイは一室式でアウトポケットあり。
下のカーキは二室式だが利用頻度は一室式の方が圧倒的に高い。共に「無印良品」製。
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ネイビー色が褪せて、ややみすぼらしい姿になってしまったが、今でも手放せない。
撮影時や街中での買い物時にも活躍中。
3年前に「染めQ 」でネイビー部分を染め直したが、それも既に剝げ落ちてしまった。
ショルダーストラップの長さとトラッドデザインが絶妙で、未だ代替品を見つけることが出来ていない。
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まるでカメラバッグだか、ショッピング用だか分からないが、基本的には「ユーティリティバッグ」が好みであり、スナップ撮影という目的からも軽量コンパクトが選択基準となっている。
デイリーユースが出来て普通のバッグに見えるような、街中に溶け込むスタイルという観点で選ぶと、どれも似たようなバッグとなっている。
これからもこうしたバッグを使い分けてゆくことになるだろう。
(参考)「パラコード」についての蘊蓄はコチラ
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(2025/2/1/公開)81200 ※ブログ内容は適宜、加筆修正しています。
