“限界突破のアートな3Dデザイン・Swatch Black Board”

【アートな魅力が満載のBlack Board】

SWATCHが登場したのは早42年前の1983年、中三針モデルが初号機だ。
以来、今日に至るまでのSWATCHには数々の名作があり、「個人故人」の思い出もあるだろう。
シンプルなデザインから、文字通りのアーティスティックなデザイン、そしてクロノグラフやダイバーズタイプ、そして最近では超話題となったMoonSwatchや完全自動化で生産される自動巻「システム51」等々、これからも我々の興味と関心を惹きつける存在となることは疑いようがない。

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愛着の溢れるSWATCHモデルは誰にも存在するだろうが、筆者にとってこの
「Black Board(SUOK135)」は正に青天の霹靂たるデザインで驚かされた。
そのモデル名の通り、丸で黒板に描かれた数字が立体的に浮かび上がるようなデザインが特徴であり、アラビア数字のindexが3D感覚で文字盤上で浮遊するかの如く配置されていることが視覚的に楽しませてくれるのである。数字の一部は時計の裏面にまで反転されて読み取れる点など、過去に例を見ないデザインとして、個人的にはアートとしても、ファッションとしても高く評価している。


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【INDEXのアラビア数字は驚異の三層構造だ】

写真では分かり難いかも知れないが、ホワイトの数字が文字盤全体に重なり合うように配置されている。数字の一部は風防のプラガラス面の内側(=1層目)に、2層目は文字盤の下に配置された透明な円形のプレート上に、そして3層目は裏蓋に相当するプレート上を「貫通」するかのように印刷されている。この「3層構造」により、3Dのような視覚効果を生み出しており、正面からでも、見る角度を変えるたびに新たな愉しさを与えてくれる訳だ。

この発想を具現化したデザイナー陣には心よりの敬意と賞賛を表したい。

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サイズ的には直径41mm、厚さ9.85mm、ラグ幅47.4mmというやや大き目の標準サイズだが、
その軽さもあって老若男女を問わず愛用できるだろう。
実測した重量は電池込みで28グラムを切っていた。

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裏面から見ると4つの数字がくっきりと白くペイントされているのが見える。
表面側から貫通されているかは目視では断言できないが恐らく両面から印刷されていると想像する。

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ドーム形状のプラ風防の効果もあり、このような見え方がアーティストィックだ。

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相変わらずSWATCHらしい秒針の大きなクォーツ作動音だけは耳障りだが、
そんなことを打ち消すかのようなユニークなデザインに毎回見とれてしまう。
これを考えたデザイナーの才能には只々敬服するのみである。
2019年製の名作の一本として讃えたい「BLACKBOARD」である。

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(2025/6/3公開)103000     ※ブログ内容は適宜、加筆修正しています。

ゼンマイオヤジ

ゼンマイオヤジ

2024年になっても愛機ラジオミールがゼンマイオヤジを離さない。
でもロレもオメガもセイコーも、フジもライカも好みです。
要は嗜好に合ったデザインであればブランド問わず食いつきます。
『見た目のデザイン第一主義、中身の機械は二の次主義』

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1 Comment

  1. 鈴木隆浩

    このスォッチ、物欲そそります。

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