【手持ち在庫には無かったネイビーNATOを探し求めて】

10年以上前にロンドンで衝動買いしたのがこの「TIMEX Waterbury Indiglo®」だ。
Indiglo®とはボタンを押すと文字盤全体が青緑色に光る機能で、1992年にTIMEXが開発・商品化に漕ぎ着けた。
似たような機能としてはCASIOも「ILLUMINATOR」と称して目覚まし時計やG-SHOCKでも採用しているが、Indiglo®の文字盤全面の発光&照明は視認性抜群で大変重宝している。

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Indiglo®の発光時の視認性は抜群だ。
竜頭を押している間は発光する仕組みで、発光時間の制限はない。

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ブラックPVD で精悍な顔つきの今回のTIMEXだが、折角購入したものの今日まで一度も使用せずに来た。その理由は生成(キナリ)仕様の革ベルトとの相性の悪さにある。生成だから深みある色合いへの経年変化を楽しめば良いのだが、いくら今後の色変化を想像してもこのブラックPVD にはそぐわないと思い二の足を踏んで今日にまで至ってしまった。

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これがオリジナルの生成風レザーベルト。
好きな人にはタマラナイ組み合わせだろうが、筆者にはどうしても受け入れ難いカラーバランスだ。

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【カーキ色のNATOに換装してみたが】

そこで考えたのが「NATO ストラップ」(以下、NATO)だ。
ミリタリー系、スポーツ系の腕時計にはNATOが良く似合う。
言うまでもなく特に日本の夏場ではNATOがベストの選択だろう。
汗で濡れたり汚れれば、躊躇なくガシガシと洗えるのが良い。
加えてジーンズ同様、洗濯による経年変化の「よれ」や「ヘタリ」が出れば尚更好ましい。
しかしNATOは頑丈なナイロン製なのでそんなヤワな変化は簡単に生じないのが
嬉しいやら残念やら。

幸い、同じTIMEXのミリタリー時計で純正カーキNATOがあったので換装してみた。
同じラグ幅が20mmということでそれはそれでうまくハマった感じだが何故か平凡。

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TIMEX純正のカーキの雰囲気は良いのだが、「色味と艶感」が微妙に好みとは異なる。
加えてナイロン生地による「編み方」が見た目にも表現し難い何かが違う。

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【理想のネイビーNATOを探し求めて】

そんなこんなで年も明けてしまい2025年を迎えてしまった。
自分にとっての今年のファションカラーは「ブルーとホワイト」だ。
そうだ、ネイビーであればブラックPVDとの相性も悪くなさそうだと閃いた。

考えて見ればファッション的に自分の好みの色はネイビー系だと言える。
その源泉はBrooks Brothersに代表される所謂「1型」と呼ばれる三つボタン段返りのネイビーブレザーが長年に亘り自分に染みついていることも一因だろう。しかしあのブレザーの濃紺色はどちらかと言えば黒みがかったダークネイビーであって、この色をそのまま腕時計用ベルトに用いるのは暗すぎるので敬遠している。
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【ようやく見つけたCORDURA®のNATO】

一口にネイビーカラーと言っても色の濃度や明度で様々なストラップが市場に溢れている。
緑系が混ざったネイビー、赤みを含んだネイビー、明るいロイヤルネイビー、やや明度が低く黒みがかったネイビーなどに加えて、ナイロン生地の織り方による表面模様もこれまた百花繚乱。更には編み込み式の「パーロンストラップ」もあったりするが、NATOストラップに3000円を超える予算は割きたくない。

そんな我が儘な予算内で見つけたのが今回のネイビーNATOである。
素材は米国インビスタ社が開発した「CORDURA®︎バリスティックナイロン」であり、通常のナイロンの4~5倍の強度を誇る知る人ぞ知る信頼性も高い素材だ。各種デイパックでも採用されているのでファッション業界での認知度も急上昇中というところだろう。適度な「腰と艶」があるのでミリタリーっぽさとはちょっと異なるファッション性を醸し出しているが、元来はミリタリー用に開発された生地がCORDURA®だ。

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実物を見ることなくリスク覚悟で通販で購入したのだが、
まさに求めていた「ネイビー」のイメージとドンピシャだ。横編み目模様もバッチリだ。
ブラックPVDケースとの相性も良く、正に「当たり」の一本。

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試行錯誤の変遷。
時にはカーキにも簡単に戻せる点がNATOの便利さでもある。

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通常のナイロンの強度4~5倍とも言われるCORDURAナイロン製で全長は29cm。
バックルとリングの金具類は光沢のないブラッシュ仕上げの304Lステンレス製で厚さは1.2mm。
カーキ色のTIMEX純正NATOの全長は25.5cm(共に美錠は含まず)。

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長いNANOは通常、剣先側を折り返してリングに差し込むのだが、意外と知られていない「工夫」として上写真赤丸の部分に「たるみ」を持たせることで若干の長さ調整ができる。

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「たるみ」を持たせて装着することこのような「空洞」が生じるが、手首上での装着感は何ら違和感はない。その日の気候や気分次第で自在に調節できるところも至極便利だ。

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今年の夏も昨年同様の酷暑・猛暑が発生するとの天気予報が出始めている。
いい歳をしたオヤジが敢えて中二病的な表現で言えば、
白Teeや白ポロシャツ、半袖アロハシャツ姿でネイビーNATOを巻いて
ショートパンツで闊歩することを今から心待ちにしているのだ。

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そんな一方で今回のNATOも良いが、金具フック式の「パラシュート・ストラップ」にも
ムラムラと興味が湧いているところである。

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(2025/5/24公開) 101580     ※ブログ内容は適宜、加筆修正しています。

ゼンマイオヤジ

ゼンマイオヤジ

2024年になっても愛機ラジオミールがゼンマイオヤジを離さない。
でもロレもオメガもセイコーも、フジもライカも好みです。
要は嗜好に合ったデザインであればブランド問わず食いつきます。
『見た目のデザイン第一主義、中身の機械は二の次主義』

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