【朝食はモロッコのカサブランカ市内のホテルで】
カサブランカはモロッコを代表する最大の商業都市だ。
今回は旧市街(メディナ)に面した「Hyatt Regency Casablanca」に滞在した。
前日夜に入国したので、ここで食べる朝食がカサブランカでの初食事。
ホテル内のムードはイスラム世界そのものの装飾で溢れている。
落ち着いた照明とエキゾチックな調度品一杯で異国情緒が満載だ。
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今回の機材はLUMIX GM1とGM5の2台体制。
レンズは沈胴式のLUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S. と
Olympusボディキャップレンズの9mm f8.0 FISHEYE 単焦点レンズの2本。
特に12-32mmは廉価ながらも日常スナップでは一番利用頻度が高い。
沈胴式で焦点距離も抜群の利便性を誇る超コンパクトな「名レンズ」だ。
旅先では「軽薄短小」を旨とする手軽な小型軽量カメラとレンズが一番使いやすい。
お供の時計はフランクミュラーの「カサブランカ(サハラ)」をイメージして、
ロシアオリジンのパリョート(POLJOT)。
ピンク文字盤のトノー型と盛り上がったペイントのアラビア数字の文字盤が気分。
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Hyatt Regency Casablancaの正面玄関。
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今回はカサブランカ初日で食べた朝昼晩の「三食」について。
モロッコはマグレブ(Maghreb)と呼ばれる北アフリカにあり、アラビア語で「日没の地」を意味する土地柄。マグレブ諸国とは「西方のイスラム三国」であるモロッコ、アルジェリア、チュニジアを指すのが一般的だ。
モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語だが、旧宗主国は長年に亘りフランスであり、今も貿易相手の筆頭がフランスなので市民生活ではアラビア語とフランス語交じり合った独特の言語が良く聞かれた。基本はアラビア語だが、フランス語を話す人も少なくない。
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ホテル室内から南東を臨むと眼下に「国連広場」が広がっているのが見える。
カサブランカではトラム(路面電車)が2路線走っている。
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今回泊まったHyatt Regency Casablanca室内の光景。
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開放的な空間はちょっとモスク内部の雰囲気さえも感じさせる。
Hyatt Regency Casablancaの朝食レストラン。
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朝食は軽めに目玉焼き+ソーセージ+クロワッサン。
雰囲気も香りもアラブ風味満載でゆったりとくつろげる。
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【カサブランカで最大の観光スポットがハッサン2世モスクだ】
1993年に完成した「ハッサン2世モスク」はアフリカ最大のモスク。
モロッコ全国から集められた職人・芸術家・建築材料による荘厳なモスクであると同時に、
息を呑むほどに美しい芸術的な建築物だ。
誰もが訪れる名所中の名所であり、朝食後に真っ先に訪問してみた。

巨大なミナレットの高さは200mもある。
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換算18mmのフィッシュアイレンズも水平軸に注意すれば、
極端な歪曲画像を避けることが出来る。
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モスク前の広場には大理石や御影石で敷き詰められた幾何学的デザインが広がる。
偶像崇拝禁止のイスラム教の背景もこうした幾何学デザインを発展させた一因ではないだろうか。
敢えてデフォルメ感を出した画像もフィッシュアイの真骨頂である。
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モロッコは北アフリカに位置するが、カサブランカの海岸線は地中海ではなく大西洋に面している。
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【昼食はハッサン2世モスクを眺める海沿いのレストランで】
ハッサン2世モスクを観光した後、ランチはイタリアレストランで味わうことにした。

ワイングラスの中にハッサン2世モスクが見える。
ユーミンの「海を見ていた午後」のメロディーを思い出した。
飲むのは「カサブランカ」ブランドのビールだが、昼に飲むビールは不思議と美味い。
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イカ墨とムール貝の海鮮パスタ。
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シーフードリゾットのパエーリャはイタリアンと言うよりはスペイン料理であるが、
味は文句なしで、朝昼と満足できるメニューとなった。
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「オレンジロード」を背景にして、夕陽に映える「ハッサン2世モスク」。
これは中々見れないタイミングだったのでラッキーだ。
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【夕食は知人宅のペントハウスでくつろぐ】
カサブランカ市内中心部のペントハウスで夕食に招待いただいた。
トワイライトタイムは既に過ぎているが、夜空の下で眼下に広がるカサブランカ市内の街灯を見ながら過ごした時間と空間が、旅の記憶として今でも鮮明に残っている。
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デザートで頂いたサボテンの実。初めて食べたが、モロッコでは有名なフルーツだそうだ。
種が多くてネチョネチョして甘みがあるが、メロンやキウイの方が美味でした。
肝心のメイン料理は写真そっちのけで楽しい会話で盛り上がり撮り損ねてしまった。
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カサブランカのトラムはフランスのアルストム社製。
「ハッサン2世通り」を走るトラムを待って撮影した。右上には「ハッサン2世モスク」も見える。
F8でもここまで撮れる。フィッシュアイならではのダイナミックな一枚となった。
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【LUMIX S-9のEVF搭載カメラを切望する】
昨年、LUMIX S-9が発売されたが、そのデザインの源流がこのGM-1だと思っている。
是非ともMFT(マイクロフォーサーズ)カメラでこうした小型の箱型カメラを出して欲しいものだ。
MFTのレンズ群はLUMIXとOLYMPUS製でフルカバーされているので、
あとは小型軽量ボディの最新箱型カメラの登場を待つばかりだ。
特にS-9で搭載されたクロップズームとハイブリッドズームをチルト液晶で
是非搭載して欲しい。そして何よりも、
S-9のGM5版、即ちEVF(電子ファインダー)搭載カメラの登場を切望している。
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こちらはEVFが装備されたGM-5。こちらもMFTとしては「銘機」と言えるだろう。
外付けViewfinderはVoigtlander の21/25mm用だが、GM-5に中々似合う。
因みに、GM-1にはホットシューがないので装着できない。
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旅と写真は
人生軌道のランデブー。
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(2025/2/14公開)84150 ※ブログ内容は適宜、加筆修正しています。
