夏!!シーバスデイゲーム

梅雨らしい梅雨という感じもあまりなく、気が付けば連日の30度超え。
一気に暑くなってきた23年初夏。
今年も夏のシーバス・デイゲームのシーズンがやってきました。
その初戦をレポート。

早朝の河川敷は大混雑

6月下旬。
前夜から晴れ日予報に変わった日曜日早朝、HANFメンバーNAOの誘いにより、たまにはいつものメンバーで荒川河口域に「朝練」しに行こう！と決まった。
当日の潮周りから見るポイントの時合としては、おそらくAM5時くらいが釣れそうだが、まぁそんなに焦らずゆっくり行こうよと時刻は朝6時過ぎ。眠い目をこすりながらなんとか起きると、NAOとMARUが家まで迎えに来てくれた。
たまには張り切り過ぎない釣りも良いものだ。

久りぶりに3人集まって、最近のお互いのあれこれを話しながらポイントへ到着。
こんな朝早くから釣り来てるのは自分達だけだろうと余裕こいて行くと、土手沿いには多くの自転車が整然と停められてある。あれ、、、これはもしや皆、釣り人！？
そして河川敷の方へ眼をやると、そこには川岸に等間隔に釣り人、人、人。
朝から大混雑である。釣りってこんなに人気なんだっけ！？と思わざる得ない加熱ぷり。
そして、こんなに釣り人が多いという事は、実際に連日釣れているのだろう。

NAOが着用しているHANFのTシャツ。釣り人がキャストするラインが「HANF」を描いている。
HANFオンラインストアで購入可能だ。

まさかのランカー降臨

河口に向かって先行アングラーが等間隔に入っているため、狙おうと思っていたポイントより少し上流側にエントリーする。
見てみると、先行アングラー達もチラホラとチヌ（黒鯛）が釣れている。読み通り、下げ潮が干潮間際に差し掛かるこのタイミングで時合が来ているようだ。
河口域ならではの牡蛎瀬が多く流れも速いこのポイントでは、主に鉄板系や樹脂系バイブレーションルアーがスタメンで活躍する。もうだいぶ水位も下がっていたので、自分は少しでもゆっくりとルアーを魚に見せられるイメージでロンジンのキックビート77、カラーは金ボラをチョイス。
流れが強い場所でもしっかりと泳ぎ強い波動を出しシーバスにアピールできるルアーだと思う。
上流からの流れが岸手前に向かって寄っており、ルアーの射程範囲にヨレが発生している。
そこに向かってアップクロスでキャストしてみた。
着水後、カウント１秒くらいで水底の牡蛎瀬群の上を通すような感じでリールを巻きだす。
すると、ゴン！！！という強いアタリがあった。

間髪入れずにアワセをいれると、ジジジと強くドラグが出る。
歳無しチヌかな？と思っていると水面に水柱一発、大きなシーバスの頭が見えた。
まさかのグッドサイズの登場に、慌ててやりとりが慎重になる。
強い流れに乗り何度か流心に向かって力強く抵抗する。
この時あらためてAIMS BLACKARROW UNLIMITED 93MLのバッドの強さ、しなやかさを体感した。なんという安心感と楽しさだろう。
NAOにランディングを手伝ってもらって、上がってきたのは81㎝の夏らしいグッドサイズのランカーシーバス。