河川上流域など早いところは昨年末から始まっている「バチ抜けパターン」。
シーバスアングラーにとって、この季節の風物詩ともいえる釣りパターンに、年々ハードルが高くなっていると感じるのは自分だけだろうか。
期待していた潮周りにウキウキしながら夕暮れを待つものの、春名物、突然の暴風や豪雨、異常な気象変化による釣り断念。さらに今年は大量の花粉や黄砂が僕らを悩ませる。
そんな釣り人にとって祭りとも苦行ともいえる今シーズンのバチ抜けをしっかりと攻略している孤高のアングラーtamachikunからレポートが届いたのでお届け。
寝坊して9:00ごろから出撃…結果はいかに!?
ここ最近の川バチシーバスは本当に難しい。
イージーにシーバスが釣れる場所は人気で、当然釣り人も多く、自分はどちらかというと、あまり地形が良くない(シーバスが着きにくい)ポイントでの釣行が基本スタイルとなっている。
しかも今年は悪天候の日が釣行日に重なることが多く、魚は少なからずしも居るはずだが、高活性なバイトを得るのが難しい。
あれよあれよとしている間に、せっかくのバチ抜けシーズンも後半になってしまった。
この時期に効くルアー、アクションで攻略
この日は前日までの大雨の影響で増水していると予想した。午前中の下げ潮狙いで河川の流れにヨレができやすいポイントを選んでIN。
(ヨレができやすいポイントはネット上に沢山ある”教科書”を見て勉強すれば答えは書いてあるのでチェックしてください)
まずはメガバスの「X-80SW shallow」 にて、強波動↔弱波動のアクションにて全方位を探るが反応は、ない。
次にオリジナルのX-80SWを、アップ→アップクロス→ややアップクロスと入れていくが、これもまた反応が得られない。
それならばと、軽く連続ダートアクションをさせつつ、ややアップクロスから流していくと、ヨレを抜けた瞬間に根掛かりのようなバイト!!
エラ洗いしないからデカいとは思ったが、まさかの今年2本目のランカーサイズ!しかも久々のデイゲームのシーバスで!
1人でこっそりガッツポーズをしたのは内緒です(笑)
毎年のことだが、この時期は川の中に魚は入っているので弱い波動のルアーで探ると反応を得ることができるので是非やってみてください。
(例えば、オニマル12g、ミニエント57S、ごっつぁんミノー89F、バイブラマレット)
via: Instagram 「tamachikun」
タックルデータ
ロッド:ダイワ モアザンブランジーノexags 87ML
リール:ダイワ ルビアスエアリティ 3000XH
ルアー:メガバス X-80SW LBO