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秋サワラ&イカ ティップラン

10月に入り、秋シーズン突入。
毎年恒例のサワラ狩りとアオリイカ狙いのティップランも一緒に楽しんじゃおう!ということでHANFクルーのMARUTAKANAOで毎度おなじみの東京湾チャーターボート船「ポテンシャル」に乗船してきました。
そちらのレポートをお届け。

MARUはスポンサードを受ける中東の釣り具メーカー「SAMURAIJIG」でサワラ狩りに成功。

オヤジ アングラー達にのしかかる試練

午前3時。目覚ましアラームでなんとかギリギリ起きる。
釣りに行く前日に限って何かと仕事での事が色々発生し立て込んだりする。帰宅後の用意等で結局のところ3時間弱程度の睡眠時間しかとれないのは釣り歴20年のおじさんになっても相変わらず学習能力の低い処である。
携帯をみるとMARUからの起床確認のメッセージ。もう何度も寝坊をやらかしている身としては、今日の釣行でまず1つ大きなハードルをクリアした。

身体は重く、頭も働かない。この年になってくると勢い任せの睡眠不足釣行はなかなかのしんどさである。年齢と共に体を鍛えまくる人も多いが、その意味が理解る気がする。
これからの在り方は、どうやって変わらずに毎日を楽しめるかに力を注ぐことが重要なのかもしれない、などとぼんやり考えながら顔を洗った。

MARUと合流。すると、彼も具合が悪そうである。聞いてみると前日の仕事で早い時間ながらも飲みすぎてしまったらしい。そのままNAOを迎えに行く。御多分に漏れずNAOもかなり眠そうである。同じく睡眠不足との事。オヤジたちはこの時点で満身創痍なのである。今日の釣行は無事に乗り切れるのだろうか。

チャーター船ポテンシャルがおススメ

本日お世話になる釣船「ポテンシャル」はフレンドリーな船長ダイゾウ君率いるチャーター船。東京湾の釣り物から遠征マグロまで幅広く希望の釣りをアレンジしてくれる。キャビン完備で高速移動中も安心できる。釣船の他、良い魚を食べさせてくれる居酒屋「居さかなや みよし」も東京品川で運営しているので、釣り人は勿論のこと、釣りしなくとも魚が大好きな方はそちらもぜひおすすめしたい。

居さかな屋みよし。予約も可能。喫煙もOKだ。

サワラをトップで釣る時代は終わったの

いよいよ出船。風もなく穏やかな秋晴れ。おじさん達はぐったり気味。まずはサワラを狙うポイントまで移動する。サワラ釣りは何年もやってきているHANFメンバーだがお、少し前まではフローティングミノー良く釣れている感覚だった。サワラが水面を良く跳ね、水面直下のベイトを追い回していて、ルアーにバイトしてくる瞬間まで見えたりと興奮する釣りだった。
ここ数年で一気にボトムの釣りへとシフトした感がある。
重いメタルジグを海底まで沈めてから早巻し、食わせていく釣りだ。


主流になったブレード付きジグの釣り。メタルマジックが人気。

そして、これはあくまでも個人的な意見だが昔ほど釣れなくなった感がある。
色んな要因があるのかもしれないが、環境が変わってきてるのだろうか。

ポイントに到着し実釣開始。あたりには他の釣船も多数集結している。
魚探には大きな反応はあるが、なかなか食わない。誰にもヒットがない中、MARUに幸先よくサワラがヒット。通常ならオーバスペックともいえる8000番リールでの高速巻きが効いたのかもしれない。

時合い終了そしてティップランへ

MARUの今日イチサイズだった大型アオリ。

朝イチのチャンスタイムが終了し、場所を大きく変えてイカ狙いへ。ティップランと言われる竿先が柔らかく感度の高いタックルを使用したルアー釣り「エギング」だ。潮の流れに合わせながらエギと呼ばれるルアーを海底までしずめ、竿を上下にしゃくってアクションさせてイカを誘う。コツンという繊細なアタリを感じたら電撃でビシっと合わせるとイカが釣れる。このタイミングがキマッた時がとても楽しい。

自分も初ながら、何匹か良いサイズをゲットできた。

爆釣とまではいかなかったが、ダブル、トリプルヒットなどもあった。この釣りは普段よく近所でやっているシーバス釣りの、鉄板バイブをフル遠投したあとのフォールの釣りに似ている。そちらの釣りも最近全然やっていないのだが、懐かしさにも似た楽しさを思い出した。ティップランを別の釣り目の竿で代用する方もいるだろうが、できれば専用の竿でやった方が細かいアタリも沢山感じ取れておすすめしたい。私は今回急いで5000円くらいの安めのティップラン竿を用意し持ち込んだのだが、何万円もする他の魚目の竿を使うより断然良かったと思う。アタリが取れてなんぼの釣りなのだ。

本命のサワラこそ少なかったが、久しぶりのオフショア、秋晴れの気持ち良い気候の中での釣りを楽しめた。

港への帰り道、涼しい風を受けながら夕暮が沈む海を眺めているとムーディーな男女の様な秋雲が出ていた。シーズンもいよいよ大詰め、もう少しこの心地良い季節を楽しみたいものである。ティップラン、またチャレンジしてみたい。

TAKA

TAKA

HANF 営業企画・WEB更新担当。幼少期に里川でバッタを餌にウグイ釣りからスタートし、20代はファッション業界の波に溺れて夜遊びで釣りから離れるも、現在は渓流からエリアトラウト、シーバス、オフショアでは根魚から青物まで釣りをマルチに楽しむ。

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