ある日、自宅の洗面所の蛇口のハンドル付近から、ぽたぽたと水が漏れているのに気づいた。
「これって水漏れじゃん!!」
入居してから早10年、毎日酷使され続けた我が家の蛇口に限界が来たらしい。
こういう水のトラブルのとき、水道業者を呼んで修理するのか!?
あれこれ考えたときにふと、「自分で修理できないのだろうか?」と思い色々調べてみた。
ネット上に落ちている情報を参考に、自分で修理することも可能らしい。
一念発起し、近所のホームセンターで部品を購入し自分で修理することにした。
その修理方法や相場感などを記録することにした。
同じ様な状況に方の参考になれば幸いです。
まずは自分の蛇口の品番を調べる
蛇口をみると、品番らしきシールが貼られている。
我が家の蛇口のメーカーは「KVK」。
品番は「KF389FMSN」らしい。
KVKのシングルレバー式の蛇口は、ホームセンターで一般的に市販されている部品で修理対応可能らしい。さっそくホームセンター「ビバホーム」にて部品を購入することにした。
交換用のカートリッジと、修理器具が必要
あれこれ調べた結果、必要な物がわかった。以下の通り。
- KVKシングルレバーカートリッジ(上げ吐水用)「PZKM110A」
- KVK 台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具「PG26」
- スーパーモーターレンチ「MFN280」(または口幅の大きいモンキーレンチ)
- プラスドライバー
- 小さなマイナスドライバー(またはキリなど)
- ペンチ
特に、ホームセンターで購入が必要となったものは以下の通り。
左から、
KVK 台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具「PG26」980円(税抜)
TOPスーパーモーターレンチ「MW280」(口幅の大きいの推奨)3,980円(税抜)
KVKシングルレバーカートリッジ(上げ吐水用)「PZKM110A」7,200円(税抜)
消費税、1,216円で、
合計、13,376円(税込み)。
自分で修理とはいえ、この位の予算はかかる。
カートリッジが結構高い。。
まずは、水道栓(蛇口の下の戸棚などにある水道管の元栓)を締めて作業に進んでみる。
手順①小さいドライバーやキリで上蓋を開ける
蛇口のハンドル上部に蓋があり、下のネジが隠れている。そのためにドライバーなどを差し込んで蓋をあけてやる。
手順②ドライバーでネジを外す
蓋をあけたら、次はドライバーでネジをゆるめて外す。インパクト(電動)ドライバーがあれば超楽だ。
ハンドルが外れ中のカートリッジがむき出しになった。カビ?でめっちゃ汚い!!
手順③いよいよ購入した専用器具の登場
さて、次に購入した「KVK 台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具「PG26」を使って、蛇口の下部を固定する。これは蛇口自体が力で回転しないようにおさえるための器具とのこと。
使い方は、器具の先の突起を、蛇口の後ろにある穴(穴があったなんて知らなかった!)に差し込んで固定する。
↓↓↓↓↓こんな感じ↓↓↓↓↓
上から見ると、こんな感じ。
器具の突起が、蛇口の後ろの穴にハマっている。
KVK 台付きシングルレバーカートリッジ取外し工具「PG26」を左手に持ち、蛇口をしっかりおさえてあげながら、TOPスーパーモーターレンチ「MW280」で、カートリッジの蓋を固定したら反時計回りに回して取り外します。
こんなふうに、カートリッジの蓋が外れました。
手順④ペンチでカートリッジを引き抜く
さて、古いカートリッジがむき出しになった。黒ゴムパッキンも何となく緩んでそうで、これが水漏れの原因になってた模様。さっそく交換と、、、あれ!?固い!!!指で引き抜けない固さ!!!なので、ペンチなどで引っ張って抜くことにする。
手順⑤新しいカートリッジを差し込む
新しいカートリッジをセットする。これは指でつまんで同じようにいれるだけ。簡単にできた。ただし、器具の金色の部分に「前」と書いてある方を手前にしてセットすることに注意してほしい。あとは取り外しと反対の手順で順番に「カートリッジの蓋取り付け→ハンドルをセット→ネジ締め→ハンドルの蓋の取り付け」をおこなっていく。
これで修理完了!終わってびっくりしたのだが、水を出すときのハンドルの上げ下げの重さが重い!!
古いカートリッジは摩耗してハンドルが軽くなってたみたい。

